□ おまけ第6回「不安と期待」
いよいよ今季もノーザンリーグ、C.S.が開幕した。今季も優勝候補と目されるマンUはベンフィカとの開幕戦を2−0と勝利で飾り幸先のいいスタートとなるはずだったのだが、この試合でロイ・キーンの先制点をアシストし追加点となるPKを獲得した昨季の得点王・鈴木(エディット)がGKと接触してPKを得た際に負傷し1ゴールも挙げないうちに長期離脱を強いられてしまったのだ。昨季は1人で24得点を挙げているだけにファン、そしてチームが受けたショックはかなりのものだ。
しかし、その週末に行われたC.S.の第1戦オセール戦でファンの不安は和らげられることになる。マンUの入ったグループBはアーセナル(ノーザンリーグ2位)、キエーヴォ(サザンリーグ2位)、オセール(ノーザンリーグ4位)が争う今季のC.S.で1番の激戦区になると見られている。もっとも戦力の劣るオセール戦が草刈場になることが予想されるため、ここで苦戦するようなことがあればファンは今後のシーズンを不安の中で過ごすことになりかねなかったのだが試合開始からオセールを敵陣に押し込め猛攻を加えた。結局はもう1人のエース、ファン・ニステルローイが2点、そして昨季のカップ戦でブレークしたフォーセルがダメ押しの3点目を決めて3−0と快勝で今後に期待をもたせた。その後のリーグ第2節のブレッシア戦、C.S.のキエーヴォ戦も「代役」C・ロペスの活躍で勝利して開幕から通算4連勝。特筆すべきは層の厚いFW陣もさることながら開幕から4試合で無失点の守備陣の安定ぶりである。積極的なラインコントロールと中盤での的確なコースを塞ぐ守備でシュートすら打たせない鉄壁ぶりである。
もしユナイテッドのDF陣がこのままの調子を維持できるなら鈴木も復帰するシーズン後半は余裕をもってリーグ、C.S.を戦えることになりそうだ。鈴木の不在で出番が増えるであろうフォーセルと新加入のスミスが成長を見せれば2シーズン連続の3冠も見えてくる…。逆に彼らが結果を残せなければ鈴木の復帰まで厳しい戦いにもなりかねない…。やはりユナイテッドサポーターはしばらくは不安と期待を抱えながらの観戦となりそうだ。
第8シーズン
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