ヴァレン・ルドルッティー新監督率いるカン・アスレチック・クラブの船出は順調なものとなった。リーグでは開幕戦で昨シーズン2位に躍進したスポルティングをアンリの2発などで5−1と下すなど4試合を2勝2分けで2位発進、チャンピオン・シップではセルタに3−1、バイエルン・ミュンヘンに3−0、ペルージャに1−0と3連勝の好スタートを見せた。
好調の要因はアンリ、キヴィ、ピリニャークを軸とした攻撃力とピレス、ファン・デル・ファールトの形成する中盤の創造性にあると言える。最前線の3人をうまく使いながら自らもうまく絡んでいくことで攻撃に厚みと迫力を出している。
超大型補強で話題をさらっているレアル・マドリーも開幕を2勝2分けで3位と上位につけているが驚きはリヨンだ。帰ってきたソニー・アンデルソンとリュインドラが大爆発して開幕4連勝で首位を走っているのだ。まだ始まったばかりのリーグ戦だが昨季のようなカンの独走だけは避けたいところだろう。
開幕から内容のいい試合を続けていることでルドルッティーは選手の信頼を得つつあるようだ。キャプテンのキヴィはペルージャ戦のあとのインタビューで「ヴァレンは戦術家だ。今日も選手交代で流れを変えることに成功したし、試合中の支持も的確だったと思うよ。」と語りルドルッティーを認めているようだ。
今シーズンから加入したアンリは開幕8試合で7得点と絶好調だ。キヴィからのアシストが3本、ピレス、カンデラ、ユーゴー、ピリニャークが1本ずつと連携も問題ないと言える。アンリはここまでについて「エールがいなくなってしまったことは非常に残念だけど、ルドルッティー監督は尊敬に値する人物だよ。彼は選手間にあった監督交代の動揺を勝利によって鎮めたし、新加入の選手をうまくチームに馴染ませようと協力してくれた。おかげで初めて組む選手たちともいい関係にあるんだ。」とチームに溶け込んでいることをアピールする。
シェフチェンコとの比較については「僕は点を取るだけのFWじゃない。アシストもできるし、ゲームの組み立てにも参加できる。監督は僕が左サイドに流れることを活かすためにピリニャークを右サイドに変えた。これで両サイドからスピードのある攻撃ができる攻撃が今シーズンのカンの見所だよ!」と語り自信を覗かせた。
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