開幕から4週間が過ぎた。出だしにつまずいたチームもあれば予想外にいい出だしだったチームもいる。カン・アスレチック・クラブはというと、大方の予想通り首位スタートである。4試合消化で3勝1分。得点8失点0。ちなみにシェフチェンコが2点、ラヴィス、ピレス、ウルタードが1点ずつ、そしてキヴィが3点といったうちわけになっている。
今季はキヴィがショルを超えるシーズンになるのではないかとサポーターは期待している。というのも、開幕からキヴィは自らゴールすることにもこだわりを見せているからなのだ。昨季キヴィが挙げたゴール数はわずか5。これはセカンドトップとしては少ない。一方のショルは昨季はベティスで11ゴール。キヴィの2倍である。キヴィはこの数字が非常に気になるようで、開幕前のキャンプでもエール監督に「今年は去年の倍のゴールを決めてみせる!」と宣言したほどだ。
キヴィのこの変化によってカンは守備的なイメージが強かったこれまでと打って変わり攻撃的なチームになりつつある。しかし、それでも開幕からリーグでは無失点。チャンピオンシップでも3試合で1点しか失っていない。これにはGKライブニッツの成長が大きく係わっている。彼の安定した守備を信頼して積極的なオーバーラップや大胆なラインコントロールができる。このおかげで攻撃に厚みを持たせられるのだ。
エール監督の作戦は簡単である。開幕と同時にフルスロットルで飛び出して貯金を作っておき、中盤に少しペースを下げて終盤にまた加速する。それに答えたのがキヴィである。シェフチェンコにいまいちキレがないのが心配だが、前半戦でどれだけの余裕を作れるかがカンの目標達成に大きく影響するでしょう。
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