□ 第12回「若手の頑張り」
チームの中心であり、若手の憧れでもあるキャプテンのメーメット・ショル が離脱したカン・アスレチック・クラブだがチームは結束を固めている。問題 だった得点力不足を新加入組のイズマイロフ、ロタン、セルナトらが活躍を 見せるとそれに刺激されたロベール、スフォルツァらが奮起しチームには 活気が満ちている。カップ戦2回戦をトータル5−0で圧勝して再び勢い に乗ると、リーグの折り返しとなる13節のマルセイユ戦もセルナト、ビディ ッチの移籍後リーグ初ゴールで2−0の快勝。特にこの日先発に起用され たビディッチは攻守で活躍しエールの期待に応えた。エール監督の若手を 積極的に起用する采配を支えているのはショルからキャプテンマークを任 されたボランチのスフォルツァだ。ショルがもっとも信頼するこのスイス人M Fはショル不在のチームをまとめ、率先して中盤を走り回っている。彼のカ バーやフォローがあるからイズマイロフやセルナトは果敢に勝負をしかけら れるのだ。
リハビリ中のショルは現在チームの医療センターで復帰に向けて動いて いる。ホームの試合ではロッカーに足を運び若手にアドバイスを与えるなど している。エールはショルの復帰時期について明言を避けているが、強豪 との試合が続くスケジュールを考慮しての駆け引きもあるのだと推測され る。次節はホームでレアル・マドリーを迎え撃つことになるが、エール監督 をはじめ選手たちにも自信がみなぎっている。最近好調のロベールは「ホ ームでレアルを叩いて勢いを加速させてショルの復帰を待ちたい。ここから 疲労が出てくるでしょうが、それはどこも同じ。C.S.のあるバルサやレア ル・マドリーよりは有利だよ。」と語った。エール監督は今後について「レア ル・マドリー、バルセロナというスペインのビッグ2と互角にやり合えれば 若手にはかなり自信を与えられるし世界中でファンが増えるかもしれない ね(笑)このチームはだんだん魅力的なチームになってきたと思うんだ。今 のところは首位にいるが目標はあくまでヨーロッパ行きだ。WEFAカップに なるかC.S.になるかはわからないがそれもここからどこまで踏ん張れる かによるね。守備が最後まで安定を失わなければいいんだがね。」と語っ たがここまで来た以上は優勝を狙っているのは間違いない。
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