□  第一部「○か紙」発刊:著作アラン=墨巣

  スペインに興味深いクラブが一つ現れた。その名はルゴ・・・。読者の方は初めて聞いただろう。
  実を言えば、筆者も同じだ。ラウール・グラシア、ベンジャミン・ラウトとこれからの成長が期待される若手を多く擁している。2部と3部を行き来するエレベータークラブだと、私のルゴ・ファンの友人の一人は語る。時折、番狂わせをして新聞を賑わせるという。しかし、これからはクラブ創設史上初となるであろう「大番狂わせ」を演じる事になるだろう。
  いや、番狂わせを演じなければならない。それだけのメンバーが集まっている。ベティスからはイト、バレラを獲得。アタッカーも安定感こそ欠くが、ラウトの存在は大きい。
 ルゴに現れた「黄金の卵」、グラシアがどうやって攻撃にアクセントを加えるか。更に、ルゴのカンテラ出身のGK、ゴヤにも注目だ。GKだが、FKも上手い彼は、まさに「ルゴのチラベルト」と呼んで差し支えないのではないか。セービングも上手い。経験不足をいかにしてカバーするか。彼にとっての課題だ。
  私は、ルゴの監督に就任したサンティと幸運にも話す機会を得たのだが、彼の飾らない人柄には好感が持てる。現スペイン代表、イニャキ・サエスに後継者が居るとすれば、彼しかない。U−20代表でもコーチを務めていたし、境遇もどこか似ている。彼の采配はいかに・・・。

  しかし、大いに期待してくれて良いだろう。何しろ、「成長中」の監督、選手達が多く所属しており、将来性は抜群なのだから。
PS2RC

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