設定部分の追究>>フォーメーションの研究  
(工事中) サッカーの歴史と共に、フォーメーションも進化してきました。
19世紀後半は、GK、DFを1人おいて残りの9人がFWの1−9システムが基本でした。
その後、100年間の間に研究、進化を積み重ね、今日に至る訳です。

現在の、主流はヒディンク監督が1998WCオランダ代表で用いた4-2-3-1システムが、スペインを中心に流行し、
4-4-2システムと対をなす存在にまで有名となりました。当然、イタリア、ドイツの伝統である3-5-2システムも
ありますし、Winning Elevenシリーズでも、約20種類のフォーメーションが最初から用意されています。

今回は、「フォーメーションEDIT」について焦点をあてて分析します。

ゲームの中では自由に配置できるけど、1マス,2マス違うと何の意味があるんだろう?
どのフォーメーションが「正しい」ということはないけれど,何らかの法則はあるのか?分析をしてみましょう。

DFラインの基本

成り立ち
DFラインは、GKの前方、縦23マス,横47マスから成り立っている。
CBは中央横23マス。SBは右と左16マスずつに置くことができる。(左図参照)
ポイント1-横47マスを何人でカバーするか
横47人を最小2人最大5人でカバーすることができる。二人ならば,47マスのうち1人あたり約23マスずつをカバーすることなり, 3人ならば約16マス,4人ならば約12マスと一人あたりの負担が減る。勿論,守備に人数を割けば,攻撃に割く人数は減ることとなる。
ポイント2-縦23マスのうちどの辺りにラインを形成するか
最も高い所に配置すれば,高いDFラインを保ち素早く攻撃へ転じることができる,逆に低い所へ設置すれば,引いたディフェンスで守りを固め数的優位を 保つことが容易である。

〜3バック編

基本
3バックは,CB,CB,CBの並びで構成される。単純に言えば,1人のCBは左に約8マス,右に約8マス,あわせて16マスをカバーできれば,3人で完璧に 補佐することができる。実際は,CB同士を縦にずらしたりすることで,直線距離は伸びるため,より大きな範囲をカバーするだろう。
メリット
DFを3人にすることで,中盤,攻撃陣の数を増やすことができるために,分厚い攻撃をしかけることが可能な点と, 数の多い中盤で支配率を高めるという2点があげられる。
デメリット
しかし,その一方で3人でDFラインをカバーしなければならないというデメリットがあげられる。

3バック(デフォルトフォーメーションの傾向)

            
     プリーツ  ルイゾン
          
       マルセリーニョ
                  
 ホール             マルクス
            
     ダールダイ  シュミット

                 
13-シムニッチ-10-レーマー-10-フリードリヒ-14

          
        キラーイ
ヘルタ・ベルリン
            
      バッジョ   トニ

            
     マトゥザレム  アッピアー
                
  シェリッチ       E.フィリッピーニ
          
        グアルディオラ
                
12-ダイネッリ-11-ペトルッツィ-10-マルティネス-14

          
         セレーニ
ブレシア
わかること

1.中央をくぼませよう→3バックの中央がカバーリング役として,左右のCBを支えている。

2.1人あたり約10マス程度離す→3人の「センター」バックが,中央をきっちり抑えるのが3バックの役割であり,左右に広がった広大なスペースはサイドハーフやディフェンシブハーフがカバーする。

3.DFラインの高さはペナルティー・エリアライン付近

応用

疑問点
1.中央をくぼませないフラットなライン(フラット3)ではダメなのか?
2.3人のCBを均等に16マス程度離し,サイド攻撃をもカバーしてはならないか?
3.DFラインの高さを極端に高くしたり,低くしてみてはダメなのか?
A.フラット3
フラット3とは,フィリップ・トルシエ前日本代表監督が採用し,流行語にもなったDFラインシステム。
3人のCBをフラットにならべ,オフサイドトラップを狙うというもの。中央をくぼませてしまうと,オフサイドトラップを使用しても,一人DFラインを上げきれないことがあるが,これならば安心だ。

→作戦の「オフサイドトラップ」と組み合わせる。
B.CBの距離を離す
16マス離すと問題なのは,CBとCBの間をスルーパスで通されたり,横パスを使いDFラインの混乱を狙った攻撃をされるという 欠点ができる。
だが,サイドハーフの選手が守備に戻る負担をカバーでき,攻撃面に良い影響がでる。欠点を最もカバーするやり方は2つ

→思い切って、「両サイドのCBの役割をSBに変更する」。守備範囲の拡大に対応できる「走力に優れたセンターバック」を両サイドに配置する。
C.DFラインの高さを調節する。高くする編
ぎりぎりまで高くすると,MFとの距離が縮まることで,MFとのパス交換などがしやすくなる。
しかし,その一方でGKとの距離が拡大し,裏を取られたら,最後GKとの1VS1という状況ができてしまう。

→思い切って,「オフサイドトラップ」を併用し,高いDFラインを維持し,中盤と一体化したゾーンプレスで相手に考える間を持たせずにボールを奪う。
D.DFラインの高さを調節する。低くする編
ぎりぎりまで低くすると,今度はMFとの連携がとれず,プレスなどが届きにくく DFラインの手前で好き勝手やられてしまう。勿論,GKの手前で人壁としてシュートをブロックできるので,相手にしては厄介だろう。
→思い切って、プレスを避けDFラインをひいた「リトリートディフェンス」状態で,ゴール前に分厚い壁を作る。

実践例

A+C
フラット3にすることで,オフサイドトラップをかけた時,一人が居残るような状況が減る。
また,DFラインを高くすることで,コンパクトで支配率を高め,ボールを取られたらすぐにゾーンプレスとオフサイドトラップをかける。相手がパスを出そうものならば,オフサイドにかかり,一瞬でも隙を見せたら高い位置でボールを奪いカウンターをしかけることができる。
3バックの中央には,「DFライン統率」を持つ選手が理想的。(左図参照)
B+D
ラインを低く,そしてCB間の距離を長くすることで,中盤でボールを奪われカウンター→3トップのウィングにスルーパスなんて状況でも,あらかじめサイドを 低い位置でカバーしているので,きっちりとDFがマークにいくことができる。
その後,マークについている間に守備に人数が戻ってくることで,クロスをあげられても水際でクリアする確立が増えるだろう。(左図参照)
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