Name: アルフ・グンナー・ニョルゴ
Ole Gunner NYORGO
Nationality: ノルウェー
DOB: 33歳(1970生まれ?)
Height/Weight: 186cm 80kg
Position: CF/OMF
Foot:
 SKブラン(ノルウェー)→ローゼンボリ(ノルウェー)→アストン・ヴィラ(イングランド) →ローゼンボリ(ノルウェー)→ヴァイキング(ノルウェー)→トロムソ(ノルウェー)→デフォルトチーム
ノルウェー出身のベテランFW。
幼い頃は背が小さく、トップ下でプレーしていた。
そしてそのテクニックを買われ、ノルウェーU−19代表に選出された。
だが線の細かった彼は、相手がノルウェーと同様の当たりの強い北欧のチームなどとなると、
まともにプレーができなかった。
そこで彼は肉体改造に取り込むことにした。
肉体改造は功を奏し、彼は身長を15センチ、体重を15キロ増やすことに成功した。
だがそれと引き換えに、彼は以前ほどの繊細なボールタッチができなくなっていた。
そのことを考えれば、ノルウェーの代表監督からFWへの転向を勧められたのも当然かもしれない。
FWへと転向した彼は、MFだったときの経験と懐の広さを生かし、トラップの能力に磨きをかけた。
どんなボールでもピタリと彼の足に吸いつくようになったとき、
彼はノルウェーのA代表として既に10試合に出場し、3ゴールをあげていた。
このとき24歳。まさにこれから、というとき、彼は大怪我を負った。
心優しきこの巨人は、道路に転がったサッカーボールを拾おうと飛び出した少年を車からかばい、
右足を複雑骨折してしまったのだ。
1年のリハビリを経て代表に戻ってきたとき、
そこにはスールシャール、フローという才能あふれる若手FWがいた。
特にフローは、ニョルゴと似たタイプのプレーヤーであり、
またニョルゴより10センチ近く背が高かった。
なによりフローはニョルゴがもっとも磨きをかけたトラップも、さらに広い懐を生かし、
ニョルゴ以上のプレーをいとも簡単にやってみせていた。
当然、この頃からノルウェー代表のスターティングラインナップに、
ニョルゴの名が記されることは少なくなった。
だが、この時期は所属クラブチームであるアストン・ヴィラで活躍し、
またフローがケガしたときなどにノルウェー代表のスタメンを務めるなど、
彼にとって充実した時期であった。
しかし、神はまたしてもニョルゴに試練を与えた。
キャリアのピークを迎えようとしていた29歳のニョルゴの前に突如、
カリューという新星が立ちふさがった。
この男もニョルゴより10センチ近く背が高く、またスピードに非常に優れていた。
フロー、カリュー、ニョルゴ・・・同じタイプの選手は、代表に3人も要らない。
ニョルゴより懐の深いフローのトラップ、そして若いカリューの爆発的なスピード。
この二点にはどんなに努力してもかなわないと感じたニョルゴは、
必死にヘディング能力に磨きをかけた。また、トップ下に再挑戦もしてみた。
しかし努力もむなしく、ついにニョルゴはノルウェー代表に招集されなくなった。
そのショックから、アストン・ヴィラでも彼のプレーは全く精彩を欠き、とうとう解雇されてしまった。
その後ノルウェー国内のチームを点々とし、31歳になった彼のもとに、
デフォルトチームからオファーが届いた。良質なポストワーカーを探していたデフォルトチームが、
元ノルウェー代表という経歴を持つ長身のベテランFWに目をつけないはずがない。
代表落ちの心の傷も癒えてきた彼は、
まだ31歳、このままノルウェー国内で老け込むのは早い、と思いなおし、ノルウェーを発った。
そう、ノルウェーから出れば彼は巨人なのだ。
そうしてデフォルトチームに移籍したニョルゴは、
ある時はスタメンとして、またある時はスーパーサブとして、獅子奮迅の活躍を見せていた。
そして彼がゴールをあげたとき、決まって観客席の最前列で大声を上げて喜ぶのは、
そう、ニョルゴが交通事故から身をていして守ったあの少年であった。
既に青年となっていた彼は、ニョルゴに対してなみなみならぬ感謝の念を抱いており、
さらにニョルゴの人柄と、そのひたむきな姿勢に魅せられ、すっかり大ファンとなってしまっていた。
青年は、この心優しき巨人が移籍するたびに、
その移籍先に引っ越すというほど、ニョルゴに心酔していた。

今、ニョルゴは33歳。衰えを知らない彼のポストワークは、今日も冴え渡っている。
最近では代表復帰の噂もちらほら出ている。

今日もスタジアムから青年の歓声が聞こえる。ニョルゴの挑戦は、まだ始まったばかりだ。

登録:2004/07/28 バス停タイガー氏作品

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